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January 2011

山の活動/第13回 【日之影町、英国館探訪】

山の活動/第13回 【日之影町、英国館探訪】

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 日之影町見立地区に、『英国館』と呼ばれる欧風の古い館があります。見立川上流、深い谷と森林に囲まれた英国館は、大正末期に見立鉱山の経営者であった、ハンス・ハンターが、英国から招いた鉱山技師の住居と社交の場として建てたものです。その当時は、「倶楽部」と呼ばれていました。

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 現在の建物は、昭和六十一年十一月に日之影町により修復、再現されました。当時の建築様式の趣と暮らしをそのままに、見立鉱山の繁栄を伝える大切な資料館として、今も役立てられています。

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山の活動/第12回【秋元集落のてづくりMUSEUM】

山の活動/第12回【秋元集落のてづくりMUSEUM】

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 今回は、高千穂町秋元集落にあるムラの暮らしを伝える展示施設と、その取り組みをご紹介します。
 秋元集落は、市街地から車で約30分。谷を超え、山を超え、秘境と呼ぶにふさわしい、町内でも最も山深いところです。それが故に、自然も豊かで伝統や暮らしの文化も色濃く残っています。 
 今回ご紹介する展示施設も、そんな暮らしの中で使われてきた民家の石蔵、馬小屋、椎茸小屋などを自分たちの手で改装、改築し、施設自体が大変興味深いものとなっています。    
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 長年神楽を研究してきた、森の空想ミュージアム/九州民族仮面美術館館長の高見幹司氏をアートディレクターに迎え、毎年集落内で行われる伝統的な秋元神楽の写真を中心に展示してあります。

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 展示施設は、昨年、秋元集落の住民と高千穂町観光協会で立ち上げられた『高千穂ムラたび活性化協議会』の一部門、秋元集落の文化財や史跡、昔ながらの暮らしをまるごと博物館と捉えた『秋元エコミュージアム構想』の重要な展示空間、交流拠点としてつくられました。
 現在は、高千穂ムラたび協議会が主催する秋元集落内での各種イベント、ワークショップなどで公開されています。(※ 民家の敷地内の施設という性質上、自由に訪れ、自由に観られるというものではありません。今後、取り組みの中で定められていく予定です)

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 高千穂ムラたび活性化協議会では、「秋元エコミュージアム」の他に「農業」「食と民宿(オーベルジュ)」の3部門を一体化した事業を展開しています。

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